デイトレードとは?
デイトレードとは一日の間で何度も株の売買を行うことで
細かい値幅の利益を積み上げていく株式のトレード手法です。
基本的には一日で売買を完結させる手法なので
翌日に持ちこすことはしません。
デイトレードという言葉が一般的になる前から、
同じ意味の「日計り商い」というものが存在していましたが、ネット証券が確立する以前は、一回の売買手数料が高くトレーダーの間ではあまり一般的ではありませんでした。
しかし、その売買手数料の自由化の開始後は
売買手数料が各社で値下げされ、デイトレードの有効性に
トレーダー達が注目し始めたのです。
現在ではネット証券の普及によって、
たくさんの個人トレーダーがデイトレードをしています。
デイトレードのメリット
・経済や金融等の知識・ニュースなどがあまり必要ではないので、株初心者でも参入しやすい
・デイトレードの根本である『買った株は買った日に売り切る』を厳守していれば
売買できない夜に報道された悪いニュース等に影響されるというリスクが無くなる。
・短期の値動きは、長期の値動きよりも予想し易い
デイトレードのデメリット
逆にデメリットとして、リスクを負ってしまう可能性もあります。
ある程度の利益を獲得するためには、値動きの激しい銘柄を選択する必要があります。
その為、株価が急落した場合に『すぐまた上がる』と思い込むことによって
大きな損失を抱えてしまう場合があります。
心理的に自分をコントロールできるクールな判断力が必要です。
短時間のトレードなのでカンタン・楽そうに思われてしまいますが、
計画性を持って狙う銘柄の選択をし、株価の動き、出来高などを
すばやくチェックする能力が必要となります。
そのため株式投資に費やす時間は準備などを含めてみると
考える以上に多く、シビアに神経を使います。